えーと、さっき放送されたやつ。ドラマスペシャルとなっていますけれども、ドキュメンタリーですね。現実の回想とともに、ドラマが少しずつ挿入される形になっていました。普通のドキュメンタリーの回想は少し短めなので、それよりはドラマ部分が多い、といった印象。まぁ、いうなれば、ドラマ部分に脚色があまりない、ってことだと思いますね。記憶による回想だと、少し曖昧で頭の中で脚色されたものが真実のように語られる危うさ、ってのが戦争ドラマにはあります。全体ドラマだと、特定思想の色が強くなったりすることもありますね。それが別の洗脳に使われちゃったりしてちょっとこわいんですけれども、今回のこれは、当時の日記を基にしてドキュメンタリーを作っていますから、だいたいのことは事実に近いんだと思います。つまり、特攻隊に行った人たちというのはどういう心境だったか、周りの人間はどうだったか、のようなことを知らせてくれる内容です。
キャストとしてトップに出てくるのが成海璃子ですが、今回ばっかりは、薬師丸ひろ子が(いつも通り)いいし、和久井映見や手塚理美もちょっとの出演ながらいい味出してくるので、ちょっと「難しい時期」の成海璃子はいくら天才といえど演技で目立つことは出来ませんでしたね。というより、まぁ、キャリア通してみると、良くない部類に入るでしょうね。これだと、「ナイチンゲール」の方が迫力ありましたし。同じような役どころですから。もちろん、撮り方もあって、回想シーンですから、細切れで、あまり時間もかけてない風なので、役作りも全編ドラマより難しいことは明らかですが、でも、それはほかの女優さんも同じですから。場数が違いますかね(笑)。
で、この話、DVDとかになるかといえばならなそうなので、そのうち土曜昼とかに再放送されるのを待つしかないかもしれませんが、ホントにドラマというよりドキュメンタリーなので、そういう覚悟で見た方がいいですね。泣けるエピソードもいろいろあるんですが、ドキュメンタリーなので気持ちが入り切らなくて、泣き度は低いです。でも、泣いておしまい、ってものじゃないですから。
終戦前くらいの話は実際いろいろあるので、個人的には開戦前くらいの国内情勢のドラマがほしいとこですねぇ。ホントに反省すべきなのはそこらへんだし、非戦を訴えるなら、いかにして戦争を回避するか、ってとこが大事なとこだと思うんだけどなぁ・・・。誰がアホだったのか、なんて資料はあんま残ってないんですかね?
女性側の視線に立った構成が良かったと思いますね。
今の時代、愛する人や国を守るために立ち上がる人間がどれだけいるのだろうか?
そういう人達を耐えて見送ることが出来る人間がどれだけいるのだろうか?
そんなことを考えさせられた内容でしたね・・・もちろん涙も出ましたが。
再放送を待つしか無いのですかね?
録画しておけば良かったorz
・・・ってまぁ、それでも「誰かの戦争」を現在も側面支援中ですが。生きてる間に地球から戦争が消えるとかはないだろうなぁ・・・・あ、地球の外と戦争始めたりしたら別ですが。コワ